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Rec-POTを使う

2014.11.25 12:57

既に2台をディスクモードにて接続して録画機として使用しております。今回は簡単にその内容をお届けします。

ディスクモードでは接続した機器側での操作となる為、操作面で制約が多くあり、単体のHDDレコーダーと比べると簡易録画機と解釈してもらう方がよいと思います。

この理由はリモコンに備わるビデオ操作ボタンの殆んどが使えず、画面に表示させる操作パネルからの操作となる為、方向キーと決定キーでの操作がメインとなって操作したい項目が何テンポものステップが必要となってしまうからです。

ですから、録画した番組が例えば民間放送でCMなどが収録されてしまっている場合、早送りや一応備わっている30秒スキップの操作がダイレクトに行えなえず少々煩わしさがありますから、操作に慣れない場合はスポンサーCMの無いNHKの番組を録画するのが適しているように感じました。

実際にRec-POTでの録画は殆んどがNHKの番組がメインで、NHK録画専用機みたいになってしまっています。

それでは画像を交えて操作画面とその録画方法を簡単に説明したいと思います。
続き
ファイル 331-1.jpg
FinePix V10にて撮影

テレビ視聴中にリモコンのiLINKボタンを押すことでiLINK Studioと題してその操作画面が表示されます。

また、外部入力時の視聴中でiLINKボタンを押すと内蔵チューナーに切り替わってこの操作画面が表示されるようにもなっています。

ご覧の通りで操作パネルは簡易的なもので、基本操作に加えてインフォメーション部には録画・再生時間やHDDの残量表示など必要最低限の情報のみが表示されるようになっています。

それとディスクモードの際は添付のリモコンでの操作は一切できなくなりますので、電源の投入も接続した機器側から[電源]ボタンを選択、決定させて投入するようになっています。

録画した番組に関しては、[リスト]ボタンを決定することで一覧表示されるようになっています。

ファイル 331-2.jpg

次に操作パネルの[機器選択]を決定すると接続機器選択画面が表示されます。

スタック接続して複数台Rec-POTを接続している場合、予め電源を投入したい機器を選択しておく必要があります。

仮にメインの操作画面で電源を投入させたい機器が選択されていなかった場合は、こちらの接続機器選択画面を表示させて右側にある[登録機器]から操作したい機器を選択し、操作画面に戻って電源を投入させる必要があります。

また、電源を切る際も同じ操作が必要となる為、当方のように2台スタック接続していて2台とも電源を投入している場合は、操作機器を切り替えてそれぞれの電源を切る必要があるので、これは少々面倒な操作だと感じました。

一度片方の電源を切った時に2台とも電源が切れたことがあったのですが、どのようにしたらそのようになるのか正直まだわかっておりません。

ただ、片方を操作中にもう片方の電源を切ったらどちらも切れたというのでは逆に都合が悪いようにも感じられるので、単独で電源を切る方がよいようにも感じます。

ファイル 331-3.jpg

次に予約方法。

操作パネルの[番組予約表]を決定することで番組表が表示されます。当然ながらRec-POTの電源が投入されていなくてもテレビ側の番組表操作で表を表示させ、録画予約をすることも可能であります。

録画番組の予約方法は他のレコーダーと変わりなく、録画したい番組を選んで決定することでメニュー画面が表示されますので、そちらから予約登録させます。

ファイル 331-4.jpg

こちらがメニュー画面を表示させたところ。

一回予約なら[かんたん予約]で番組予約。毎週予約なら[こだわり予約]を選択して時間予約でそれぞれ予約するようになります。

ファイル 331-5.jpg

予約画面を表示させると確認画面が表示され、左側に録画機器の選択項目がありますので、そちらから録画に使う機器を選択します。ディスクモードですとHDRと表示され、スタック接続で複数台繋がれていると画像2枚目に表示されていた機器選択のHDRが番号表示されます。

できれば機器登録の番号ではなく、接続した機器の型番が表示されてくれれば、識別しやすくて便利だったと思います。この辺りは少々残念な仕様でした。

ファイル 331-6.jpg

あとは[予約する]を選べば、予約登録されます。

ファイル 331-7.jpg

予約登録が完了すると番組表に自動で戻り、予約した番組に録画予約マークが表示されるようになります。

ファイル 331-8.jpg

こちらは予約一覧表示させたところ。

iLINKに繋いだ機器が簡易操作でしたから、その他の機能も簡易的ではありますが、一応、予約番組ごとに選択したHDRが表示されるようになっており、どちらのRec-POTに予約したのかが確認できるようになっています。

とまぁ、再生操作などは画面に表示される操作パネルからの操作でHDDレコーダーのようなレスポンスは期待できませんが、予約などの録画操作は他のレコーダーと殆んど変わりませんから特に難しいというところは無く、簡易録画機としては十分な機能だと思います。

逆にリモコンでの操作が主体となりますとボタン数が多く、機械に疎い人間やお年寄りなどには少々難しく感じられることもありますでしょうから、テレビの操作画面で一連の操作が可能となるRec-POTは、そのような方々に対しては逆に扱いやすいのではないかと感じました。

ですから、録画・視聴してその都度番組を削除する程度の使い方でしたら、この程度の機能で十分なんだと思います。

録画番組をDVDやBDに保存したり、編集などを加えるのでしたらきちんとした外部レコーダーで対応すればよいですし、割り切った使い方をするならば、Rec-POTは意外に便利なデバイスだと思いました。

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