このカメラの残念なところはこのレンズ。35mm換算39mm~117mmとやけに中途半端な領域であります。もう少し広角寄りにできなかったんですかね。
ディスプレイの輝度もまだまだ元気です。しかし、こうして見ても本当に綺麗な個体です。
ということで、綺麗過ぎて傷を付けてしまうのが嫌だったので、プチプチの袋に入れてカメラバッグに保管することにしました。
この極上レベルのA610ですが、当然ながら動作も全く問題無く正常に稼働しております。
最初にショット数を見た時にカウンターが10枚とかでしたから、仮にリセットを掛けていないと判断するなら、これだけ綺麗な状態ですと本当に10ショットくらいしか撮影されていないのではないかと信じてしまいそうです。
さて、これでほぼ600万画素CCDを搭載するフジのカメラを手に入れましたので、以前より計画しておりました600万画素カメラの画質対決ができそうな雰囲気であります。
但し、まだまだ追加しなければならないカメラページを作成中でありますので、先ずはそちらを片付けて一段落したところでゆっくりと試写してみたいと思います。
600万画素対決の前に500万画素対決ってのも面白そうですよね。
500万画素から600万画素の世代は、キヤノンやフジ以外のカメラメーカーが本格的にデジタルへ移行し始めた時期で、生き残りを賭けてコストを度外視してデジタルカメラを開発していた時代でありました。
ですから、この世代のカメラはどこのメーカーも画質やカメラの質が良く、特にフジはフィルム製造メーカーだけに色には絶対的な自信があり、実際に名機と呼ばれるカメラが多くあったのもこの世代のモデルであります。
600万画素もあればL版からA4プリントまで対応できますし、一枚当たりの容量や画像の大きさから扱い易く、コンデジによく使われるパネルサイズではこれぐらいの画素数が一番バランスが良いように思います。
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