KD-32HR500(以下、HR500)にはiLink端子が備わり、J:COMから借用しているDVD/HDDレコーダーにも備わるので、Rec-POTを試したくなってヤフオクで適当なものを落としてみました。
IO DATA HVR-HD250M 落札価格3,510円也
付属品 ・リモコン ・取扱説明書 ・iLinkケーブル 2本付属
Rec-POTはMPEGデコーダーを搭載していないので、録画方式はチューナー側に依存され、殆んどの機種がデコードして録画できるわけではないので録画方式はTSに限ってしまいます。
よって今回当方が購入したRec-POTは型番から分かります通り、容量250GBのHDDを搭載。今となっては少ない容量で地デジ録画で26時間と心許ない容量ではありますが、観終えた番組は直ぐに消去してしまう当方にとっては必要十分な容量であります。
さて、前途の通りでiLinkが備わるから購入という意図とは別に、実はもう一つ理由があります。
Rec-POTに対応するチューナーやテレビ、D-VHSやHDDレコーダーと繋げる場合、2つのモードが用意されており、D-VHSモードとディスクモードと切り替えて接続するようになっています。
大抵はどこのメーカーで接続してもD-VHSモードで接続してD-VHSビデオデッキとして認識させて使用するようになっていますが、ソニー製のチューナーやレコーダー、他メーカーの一部機種ではディスクモードでの接続が可能となっており、HDDレコーダーとして使用できるようになっています。
要はHR500にこのRec-POTを繋ぐと疑似HDDレコーダー内蔵テレビとして使用できるようになります。
勿論、ソニー製品でもD-VHSモードでの使用も可能ではありますが、その場合、Rec-POT内に録画した番組はテープメディアに記録したとされるので、録画番組の個別削除ができず、HDDの容量が足りなくなった時点で古い録画番組を自動削除して録画をし続けるようになっています。
これは録画されたビデオテープの一部分を消去できないのと同じで、D-VHSモードで録画するとHDDであってもテープ扱いとされてしまうことから、同じように途中削除ができない仕組みになっています。
個別で削除できないとなると保存目的ではない場合は、D-VHSモードですと少々使いづらく感じますよね。ですが先程も述べたようにソニー製品との接続ではディスクモードに設定してHDDレコーダーとして使用すれば観終った番組を個別削除できますから、これなら便利に使えるのではないかと思って購入した次第であります。
但し、ディスクモードで接続した場合、J:COMから借用するレコーダーはパナソニック製でディスクモードでの動作には対応していませんので、使用できなくなってしまいます。
仮にD-VHSモードで使用した場合、HR500で録画した番組をJ:COMのレコーダーで視聴したり、その逆ができたりとちょっと便利だったりもしたのですが、やはり使い勝手を考えるとディスクモードの方が当方には扱いやすいので、便利ではありますがD-VHSモードでの使用は諦めることにしました。
先日のWAKATSUKIのラックに収めた様子。一応、J:COMのレコーダーにもiLink接続させています。
iLinkは接続する機器側で複数台の接続が可能ならば台数を増やすことが可能ですから、もう一台Rec-POTを購入してそちらをD-VHSモードで動かしてみるのもひとつの手だと思います。
手頃な価格で落札できるようなら、また手に入れても良いかも知れませんね。
で、次回の記事ですが、クリーニングを施すのに天板を外してみましたので、その様子を少しだけお伝えしたいと思います。
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