データ放送をネットから取得すると多少詳細な情報を取得できるようなことがネットで書かれてあったので、お蔵入りしていました54M時代の無線LAN子機を引っ張り出してきてテレビに繋いでみました。
子機の型番はNECのWL54SEでハブ機能が備わった据え置き型のタイプですが、これがNURO光からレンタルされていますONU(以下、F660T)との相性が悪く、なかなか正常に接続できずにちょっと苦労してしまいました。
最初に手元機であるCF-R6と有線LANで繋ぎ、WL54SEの設定をF660T用に変更しようとIPアドレスをブラウザに打ち込んでアクセスするも、何故か繋がらずに行方不明。WL54SEをオールリセットしても状況は変わらずです。
仕方なくXP機のノートパソコンを引っ張り出してきて同じように有線LANで繋ぐもまたもや状況変わらず。
三度目の正直でハブに繋いでファイルサーバーのWindows2000でアクセスしたところ、こちらはすんなりと繋がりました。なんかわけわからん状態です。
基本設定をファイルサーバーから行って今度は無線LANでF660Tに接続。WL54SEに繋いだノートパソコンでは『ネットワークが構築できません』とかなんとか表示されて何故かアクセス不良。
F660Tで接続機器を確認するとWL54SEのMACアドレスが表示されて繋がってはいるが、IPアドレスが上手く取得できずに0.0.0.0とか訳の分からんIPを吐き出してやはりネットワークが構築できない様子。
この状態で無線LANの通信だけは構築されているので、WL54SEのウェブ設定は可能だったりとか摩訶不思議な現象を起こしていました。
基本設定だけはファイルサーバーのWindows2000で可能だったので、有線LANで設定後にテレビに繋ぎテレビ側のネットワークの設定を開始。設定し終えてもやはりWL54SEのIPアドレスが上手く取得できずにテレビ側からの通信は不可。
こんな状態でも手元に置いてあるCF-R6からはF660T経由でウェブ設定が可能とまたもや変な状態。
ひと通りWL54SEの設定を見直して内部メモリーに登録させて再起動させ、同時にF660Tも再起動させたら正常にIPアドレスが取得できるようになって通信が可能となりました。
ん~、なんかよく分からんですよ。
まぁ、ネットに繋がってテレビに備わる接続テストも正常と表示されましたから、これで一応ひと安心といったところです。
さて、肝心のデータ放送の方ですが、各局の独自コンテンツに興味はありませんが、データ放送で母親と共に気象情報をよく見るので、どんなものなのかなぁと思って少しだけ見てみました。
ネットに繋がったことでNHKのデータ放送の画面内にあるネットという項目が参照できるようになります。
気象情報などは登録した郵便番号から近くの観測地の5分以内のデータを表示してくれたりするそうですし、時間予報も3時間おきだったものが1時間おきに変更されていたりと情報が細かくなっているようです。
警報・注意報や災害情報、地震情報なども瞬時に送られてくるみたいですし、加えて自宅住所周辺の広域避難場所なども確認できたりと意外に便利かも知れませんね。
特段どこに利得があるかはこれから模索しなければなりませんが、使えるものは使ってみようと、まぁ今回ネット通信ができるようにしたのは、物欲の一種のようなものだと思います。
2017.04.28 追記
J:COMの契約プラン変更に伴い、新たに茶の間にネット回線用ONUを設置した為、メディア系はJ:COMでネット通信するようにしました。
よって現在は撤去済みです。