2012.10.17 00:00
所持しているストロボの中で、auto22SRが個人的に好きです。
ガイドナンバーが22と小型ストロボの部類になりますが、この大きさでバウンス機能が付いています。ネオ一眼に使うにもちょうど良い大きさで、auto24SRとともにカメラバックに忍ばせてあります。
本来バウンス撮影の場合、壁や天井に反射させて跳ね返りの分の光量を稼げなければ光量不足に陥ります。auto22SRはこの光量で無理してバウンス機能を搭載させたので、完全に光量不足に陥ってしまっています。
はっきり言ってこれでは「おまけ」とも言えないような装備ですよね。
ですが、この光量不足がいい具合にホワイトバランスを変えてくれて、色温度の低い味わいのある画を作り出してくれます。
通常発光時の色合い。普通ですね。
バウンス時の色合い。白熱灯下のような感じ。
少し暗めの画になってしまいますが、絞りを半絞りまたは1段程度開けてコントラストを稼げばよいかと思います。
これを上手く使えば、作図のバリエーションのひとつとして色々と遊べる副産物だと思います。
auto22SR、面白いストロボで好きです。