大分前に購入したELECOM M-DY1URというワイヤレスマウスを久々に使ってみた。
このマウスを再び使うこととなった理由はのちに話すとしてこのマウスを少し紹介したいと思う。
XP時代にワイヤレスマウスを使ってみたくて安価なこのM-DY1URを購入したのだが、当時の価格COMでの評価はボロクソ状態でお世辞にも使い易いと褒めることのできないマウスであった。
その評価を知らずに当方は購入。電池の消耗が早くてランニングコストが馬鹿にならない。おまけにポインターはユラユラと揺れているし、精度が悪く思ったようにポインターが動いてくれない。兎に角、褒めるところが無くて100円ぐらいでヤフオクで叩き売ろうかと思ったぐらいであった。
それから数年が経ってワイヤレスマウスを所持していることを思い出し、PC環境の再構築で使うかも知れない状況になりつつあるので、試しに寝床パソコンのCF-R6に繋いで使用することにした。
以前と違う環境はWinXPからWin7に変わったこと。このマウスはVistaReadyだったことからレシーバーをUSBに挿すだけであっさりとWin7でも使用可能であった。
今回使用して驚いたのはXP時代に使用していた時よりも格段に操作性が向上しており、思っていたほど精度の悪さを感じなかった。
また、以前はマウスパッド上で使用していたのだが、今回寝床パソコンということでシーツの上や絨毯といった生地の上での使用ではごく普通に使えたのである。
元々、ELECOMのマウスはマウスパッドとの相性が大きく手持ちのマウスパッドではどれもポインターがブレて使い難いことがあった。これは当方がお気に入りのELECOMの7色マウスでも同じで、以前デスクトップで使用していた横スクロール付きの有線マウスでも同じであった。
相性の良いマウスパッドを使うのが当然良いのだろうが、7色マウスを使用した経験上、一般的なテーブルやデスクの上ではマウスパッドが無い方が使い勝手が良く、またテーブルクロスやシーツ、絨毯などの生地の上での使用の方が好印象であった。
今回、M-DY1URの使用でも寝床パソコンでの使用故にシーツの上での使用であったし、Win7に変わってから多少なりともマウスドライバーが向上しているのではないかと思った。
(XPのHID準拠マウスドライバーのバージョンを確認していないので定かではないが)
今回の結果から以前価格COMで叩かれたほど使い難さを感じないし、電池の消耗さえクリアできれば常時使用してもよいと思えた。
勿論、精度の部分では有線マウスほど高いものではないし、ミニテーブルの上ではユラユラとポインターがふらつくこともあったりと、ワイヤレスタイプの中では悪い部類なのだろうが、ネットの閲覧程度の使用なら十分耐え得ると感じているので、これから暫く検証を踏まえて使用してみることにした。
このまま使用できると判断した時にはこのマウス専用に100円ショップやネットショップで売られている安価な充電池を数本購入しようかとも考えている。
充放電の頻度が高いだろうから、この手の商品に使う電池は使い捨て感覚で使える充電池で十分だと思うし、贅沢なエネループなど奢ってやろうなんて気にもならない。だから安価な充電池で十分である。
まぁ、そうだこうだと電池のことを考えるのも、このマウスが使えるかどうか判断が付くまでの間の話ではあるが。