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RMI を使用した株価アプレット |
ドキュメンテーションコメント |
このディレクトリには、リモートオブジェクトをエクスポートして、株価サーバから株価の更新情報を受け取るアプレットが含まれます。アプレットは、サーバから通知を受け取ると株価データを動的に表示します。この例のインタフェースおよびクラスは、次のとおりです。
StockWatch
は、株価サーバ用のリモートインタフェースです。
StockNotify
は、株価オブザーバー用のリモートインタフェースです。
Stock
は、株価データを含む直列化可能オブジェクトです。
StockServer
(StockWatch
を実装する) は、更新の受信登録済みリモートオブジェクトに、株価の更新通知を送信します。
StockApplet
(StockNotify
を実装する) は、リモートオブジェクト (自体) をエクスポートし、StockServer に株価の更新用の登録を行い、次いで更新された株価の受信時に通知された株価を表示します。
Windows システムでは、JavaTM 2 SDK のダウンロード後に docs/guide/rmi/examples/stock
ディレクトリ内の run.bat
を実行します。 これは、プログラムの構築および実行の各手順を表示します。手順が完了したら、サーバプロセス用に作成されたウィンドウを明示的に破棄する必要があります。
SolarisTM では、Java 2 SDK のダウンロード後に、この examples/stock
ディレクトリ内の run
スクリプトを実行します。 このスクリプトは、サンプルプログラムの実行中に何が行われているかを出力します。この場合、JavaTM 2 SDK のインストールが完了し、SDK のインストール指示に従って PATH、CLASSPATH および LD_LIBRARY_PATH がすでに設定されていることを前提としています。株価サーバは、独自の RMI レジストリを作成するため、「rmiregistry」コマンドを実行する必要はありません。run
スクリプトが実行する基本的な手順を、次に示します。
setenv CLASSPATH ../..:$CLASSPATH
javac -d ../.. *.java
rmic -d ../.. examples.stock.StockServer examples.stock.StockApplet
java -Djava.security.policy=security.policy examples.stock.StockServer &
appletviewer index.html
注: アプレットビューアを実行する前に、CLASSPATH を以前の CLASSPATH (../.. が含まれない) に戻すことができます。 これにより、クラスが自分の CLASSPATH からではなくネットワークからダウンロードされます。 各スクリプトはこの手順を実際に実行します。