| |
リモートオブジェクト起動 |
ドキュメンテーションコメント |
UnicastRemoteObject のインスタンスへのアクセスは、(1) リモートオブジェクトのインスタンスを生成し、かつ (2) 常時稼動中であるプログラムからアクセスできました。現在では、java.rmi.activation.Activatable クラスおよび RMI デーモン rmid の導入により、常時稼動ではなく「必要に応じて」作成され、実行されるリモートオブジェクトの実装情報を登録するプログラムの記述が可能になりました。RMI デーモン rmid は、Java 仮想マシン* (JVM) を提供します。 この JVM からほかの JVM インスタンスを生成させることも可能です。
起動の基礎
起動に関するチュートリアルには、RMI の説明はありません。RMI の使用経験がない方は、起動に関するチュートリアルを読む前に、まず「RMI 入門」をお読みください。チュートリアルのうちで次の最初の 3 つは、Java 2 SDK の一部として提供された RMI クラスを使ってリモートオブジェクトにアクセスする Java プログラムの開発経験のある方を対象とします。
java.rmi.activation.Activatable を継承する新しいクラスの作成方法を説明します。 UnicastRemoteObject を継承する既存のリモートオブジェクト実装を、java.rmi.activation.Activatable を継承するクラスに移植する方法を説明します。 Activatable を継承しないクラスのコンストラクタ内の static メソッドである Activatable.exportObject の使用方法、およびリモートクライアントから利用可能なメソッドを使ってリモートインタフェースを作成する方法を説明します。
MarshalledObject の使い方を説明します。 上記の 3 つの基本チュートリアルのうち少なくとも 1 つを修了した方を対象とします。将来のリリースでは読者のフィードバックを基に、さらに多くのチュートリアルをここに追加したいと考えています。 このチュートリアルで使われているソースコードは、次のファイル形式から選ぶことができます。
オブジェクトの起動の詳細については、Java Remote Method Invocation の仕様を参照してください。このチュートリアルが有用な情報源となることを願っています。コメントや提案をお寄せください。その際は、タイトルを「activation tutorial」として、rmi-comments@java.sun.com までお送りください。 * この Web サイトで使用されている用語「Java 仮想マシン」または「JVM」は、Java プラットフォーム用の仮想マシンを表します。
| Copyright © 2001 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved. コメントの送付先: rmi-comments@java.sun.com |
|