JDBCTM-ODBC ブリッジの拡張 |
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JDBC-ODBC ブリッジを使用すると、JavaTM プログラミング言語で作成されたアプリケーションで、JDBCTM API を、多数の既存 ODBC ドライバとともに使用できます。 このブリッジ自体が、JDBC テクノロジに基づくドライバ (「JDBC ドライバ」) です。sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver
クラス内に定義されています。 このブリッジは、JDBC サブプロトコルの odbc
を定義します。
JDBC-ODBC ブリッジは、暫定的なソリューションと考える必要があります。 米国 Sun Microsystems, Inc. と Merant はブリッジをさらに信頼性の高い堅牢なものにする作業を続けていますが、ブリッジをサポート製品とは考えていません。 Pure Java の JDBC ドライバが開発された時点で、JDBC-ODBC ブリッジは必要なくなります。
ODBC を直接使う場合と比べて、JDBC-ODBC ブリッジには次のような利点があります。
理想的には、使用したいのは Pure Java です。 Pure Java なら、ネイティブコードも、プラットフォームに依存する機能もありません。 しかし、すぐにでも開発を始めなければならず、Java だけで作られた JDBC ドライバが DBMS から提供されるのを待てない場合もあります。 JDBC-ODBC ブリッジのように一部だけネイティブなドライバを使えば、Pure Java のドライバが利用できるようになったときに簡単に対応できるプログラムを作ることができます。
jdbc:odbc:
接続には、charSet
プロパティが追加されて、クライアントのデフォルト以外の文字符号化方式を指定できます。 指定可能な値については、Java ソフトウェアの Web サイトの JDK 1.1 国際化の仕様を参照してください。 // Load the JDBC-ODBC bridge driver Class.forName(sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver) ; // setup the properties java.util.Properties prop = new java.util.Properties(); prop.put("charSet", "Big5"); prop.put("user", username); prop.put("password", password); // Connect to the database con = DriverManager.getConnection(url, prop);